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福島第1原発:京都大原子炉実験所・小出裕章助教に聞く – 毎日jp(毎日新聞)
0小出裕章・京都大学原子炉実験所助教=大阪府熊取町の京都大学原子炉実験所で2011年8月29日、宮間俊樹撮影
3基の原子炉が同時にメルトダウン(炉心溶融)するという未曽有の事態に陥った東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)。世界最悪「レベル7」の事故は、半年を経ても放射性物質の放出が止まらず、現場では被ばくの危険と隣り合わせの作業が続く。
原発に批判的な立場から福島第1原発事故を見続けてきた京都大原子炉実験所の小出裕章助教(62)に、今後予想される展開や課題を聞いた。
◇遮水壁、一刻も早く
--福島第1原発事故から半年が経過するが、感想は?
小出 事故が起きた時、私は「勝負は1週間で決まるのではないか」と考えていた。つまり、放射性物質を封じ込めることができるか、日本が破局に陥るかは1週間で決まると思っていた。しかし1週間たっても1カ月たっても、半年たってもどちらに転ぶか分からない不安定な状況が続いている。こうした事故の進展になるとは、だれも予測できなかったのではないか。
--今後予測されるリスクや懸念材料は?
小出 事故は現在進行中で、大量の放射性物質が外に出た。ただ、大量の放射性物質が、原子炉と使用済み核燃料プールの中にまだ残っている。今後もっと大量の放射性物質が環境に出る可能性があると考えている。
福島第1原発:ステップ2で「遮水壁」着工 海洋汚染防止 – 毎日jp(毎日新聞)
0 東京電力は1日、福島第1原発から出た放射性物質による地下水汚染を防ぐ「遮水壁」について、海洋汚染を防ぐため、既設護岸の先の海中に埋め込む工事を、事故収束に向けた工程表の「ステップ2」(7月中旬から3~6カ月後まで)の期間中に着工すると発表した。8月中に設計を終え、工期は2年。費用や政府との負担割合は未定としている。
東電によると、遮水壁は1~4号機の原子炉建屋とタービン建屋を囲む構想で、護岸を取り囲む海側の工事を陸側に先駆けて実施する。鋼鉄製の矢板を護岸の先の海中に地下30メートル、長さ800メートルにわたり埋め込み、護岸との間は埋め立てる。遮水壁を地下水の浸透しない地層まで埋め込むことで、地下水を通じて汚染水が海へ流れ出ることを防ぐ。陸側の工事の検討はステップ2の期間内に進めるという。
一方、費用は1000億円以上との試算もあるが、東電は「(今月中旬までに公開される)第1四半期決算で何らかの形で示したい」と説明した。
また同社は同日、原発敷地内で汚染水を処理している集中廃棄物処理施設にある「サイトバンカ建屋」の地下に、高濃度の汚染水約700立方メートルがたまっているのが見つかったと発表した。原子炉建屋から汚染水を受け入れている隣接の「プロセス主建屋」から流入したとみているが、地下水への漏れ出しはないとしている。
【鳥井真平、関東晋慈】
毎日新聞 2011年8月1日 20時45分(最終更新 8月1日 21時48分)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110802k0000m040085000c.html?inb=yt

